野球には賭けなかった――立証された水原氏が語っていた“真実” 米重鎮記者も皮肉投稿「もっとひどいことになっていた」
ただ、今回の発表で、大谷側から「嘘をついていた」とされた水原氏の言動で、数少ない真実として証明されたのは、「野球には賭けたことがない」というものだった。米連邦捜査局は「ミズハラが野球の試合に賭けたことは記録されていない」としている。
先月20日に事態が公になる前に応じたとされている米スポーツ専門局『ESPN』のインタビューで「翔平を見るのは辛かった。彼は素晴らしい人間」と語っていた水原氏。それだけに、何かが起きた際に少しでも迷惑を懸けまいとする想いがあったのかもしれない。
この「野球には賭けていなかった」という事実を米記者たちもクローズアップ。ニューヨークの日刊紙『New York Post』の重鎮記者であるジョン・ヘイマン氏は自身のXに皮肉を交えて「みんなが通訳であったイッペイを殺したがっているが、彼には野球にだけは賭けないという自制心があった」と投稿。さらに「もしも、賭けていれば、(事態は)もっとひどいことになっていた」と指摘している。
日本時間の明日、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に出向く予定だとされている水原氏。その胸中が語られる日はいつになるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「俺はもう終わりだ」――水原氏が違法胴元に送った“最後の言葉” 総損失額279億円超えの一大騒動判明の瞬間
【関連記事】「奇妙な話だ」水原氏が行った“細工”報道に米記者たちも驚き隠せず「オオタニが気づかないとは思えなかった」
【関連記事】衝撃的な真実が次々に…違法賭博問題で大谷翔平を“騙していた”水原氏の悪質手口が判明「大谷になりすまして銀行員を騙す」