水原氏が野球賭博に手を出さなかったのは「とても奇妙」 米記者が胴元の視点で分析「悪いビジネスだった」
米版『Yahoo! Sports』のジェイク・ミンツ記者は、IRSの報告書に記載された情報をふまえたうえで、「これはとても奇妙だ。現実から凄まじく切り離され、あそこまで無謀な行動をとっていた人間が、いったいどうやって(野球に対する)規律を保ち、一線を越えずにいられたのか?」と指摘。水原氏に負債の支払いを求めていた胴元側の視点に立ち、分析している。
「(胴元は)ミズハラがどんな人物で、彼の仕事はオオタニと親密になれるもので、MLBに関する内部情報を知りうる立場であることを知っていた。ミズハラに野球の試合への賭けを許可することは、単純に言って、悪いビジネスの決断だっただろう。ミズハラが勝てば、胴元は負けるのだ」
胴元にとっても水原氏が野球賭博で儲けを出すことが「都合が悪いことだった」としたミンツ記者は、「いずれにせよ、証拠は圧倒的であり、野球の試合にお金が賭けられたことを示すものはまったくない。MLBは幸運なスターたちに感謝すべきだ」と論じた。
最終的に水原氏がいかなる罪に問われるのか。大スキャンダルの結末には、世界中が熱視線を注がれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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