「クレイジーな光景だ」水原一平被告の出廷で再び“もみくちゃ状態”に…米記者「間違いなくここ最近で最大の出来事」
水原被告は報道陣の呼びかけには応じず裁判所を後にした(C)Getty Images
現場はカオス状態だ。
ドジャース・大谷翔平の元通訳で、銀行口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正送金した銀行詐欺と税金の虚偽申告で訴追されている水原一平被告が現地6月4日、米カリフォルニア州サンタアナの連邦裁判所に出廷し、2つの罪状を認めた。司法取引に応じたことにより、最大33年の禁錮が減刑される見込みだ。
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白い丸首Tシャツにブラックスーツ姿で現れ、またも裁判所前で大勢の報道陣に囲まれる一幕があった水原被告。手続き上の理由で形式的な無罪主張を行なった現地5月14日に続き、その姿を捉えようと日米メディアのカメラマンやレポーターが殺到するなど、現場は“もみくちゃ状態”に。改めて注目度の高さが窺える出廷となった。
この日、南カリフォルニアで法務専門の記者として活動しているメーガン・クニフ氏は、自身のXを更新。「陪審員席が書記官や裁判所の職員たちで埋め尽くされている。というのもオレンジカウンティの連邦裁判所では、間違いなくここ最近で最大の出来事だからだ」などと、同スキャンダルの異様な雰囲気を伝えている。
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