「全く信用できない」――認められなかった反省 繰り返された水原被告の「嘘」に呆れた米判事が突き付けた“厳しき現実”
米メディア『The Athletic』をはじめとする複数メディアのリポートによれば、水原被告は今回の量刑言い渡しの裁判でも「ミスター大谷には本当に申し訳なく思っている。自らがやったことを正当化するつもりはない。私はすでに更生向けて変わり初めていて、今後もそれを続けていくことを約束します」と釈明。
しかし、一連の答弁に対してジョン・ホルコム判事は、「1700万ドルはほとんどの人が一生をかけても稼ぐことができない金額。窃盗額はショッキングだ」と指摘。減刑を求めて宛てられた書簡についても「裁判所を欺き、重要な事実を省略した。全く信用できるものではない」と断じた。
最後は裁判官からも呆れられるように判決を受けたという水原被告。今後は3月24日に収監され、刑期終了後は日本に強制送還される見通しとなっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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