“生活困窮”は嘘だらけ 大谷翔平からの100万円ボーナスなど暴かれた水原被告の金銭実態に「正気の沙汰とは思えない」との声
そして、スキャンダルの節目となった今回の裁判で明らかにされたのは、水原被告と大谷の深かった関係性を証明するような実態の数々でもあった。
事件の顛末をリポートした米メディア『iGB』は、1月23日にホルコム判事に宛てた書簡内で、同被告は大谷のサポートに「24時間、365日」も追われる苛烈な労働環境下にあった自分が「著しく低賃金」であったことを訴えていたが、実際は多額の資金を受け取っていたと報告。大谷や他の選手たちから「5桁(約100万円以上)の年末ボーナス」を授受していたほか、大谷からは雑務をこなす度に高額のチップを受け取っていたという。
また、大谷のスポンサー企業から報酬や商品を無料で受けていたという水原被告には、高級車ポルシェのSUVも提供され、ビザを持たない自身の妻が利用するファーストクラスの航空券の支払いを同選手にしてもらっていたことも判明。一連の事実は「困窮していた」という生活に資金的な余裕があったと言える内容だけに、やはり同被告の証言を疑わざるを得ない。
徹底した調査によって次々と暴かれた水原被告の抱えていた闇。ホルコム判事が「あなたは私に全てを話していないように見える」と断じ、減刑の余地を認めなかったのも致し方なしか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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