「在籍した記録はない」水原元通訳に新問題も浮上 米放送局が“学歴詐称疑惑”を指摘「オオタニのイメージを汚す可能性」
違法賭博に関与していた疑惑が追求されている水原氏。彼の起こしたスキャンダルの余波は広まり続けている。(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)の専属通訳を務めていた水原一平氏が、違法賭博に関与した疑いで、メジャーリーグの開幕シリーズ中にドジャースから解雇されるという衝撃の展開を迎えた。
現地時間3月22日には、MLBが水原氏と周辺関係者に対する調査を実施するための正式な手続きを開始。米連邦捜査局(FBI)の捜査を受けている違法ブックメーカーとの関係性を含め、同問題の余波が広がり続けている。
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そうしたなかで当事者となっている水原氏の新たな問題も浮上した。米放送局『NBC Sports』は、同氏が学歴を詐称していると報道。「日本語通訳者のミズハラはダイヤモンド・バー高校に通っていた。そして一部の報道では、カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業しているとされていたが、同大学の広報担当者はNBCに対し、彼が同校に在籍していた記録はないと述べた」と伝えた。
この学歴詐称疑惑を一連の問題と絡めて伝えた『NBC Sports』は、「スポーツ賭博スキャンダルに関係しているミズハラは、オオタニが持つクリーンなイメージを汚す可能性がある」と指摘。問題の根深さを論じている。