大谷翔平は「ギャンブルは最悪だと考えている」 元同僚や米紙が伝えた水原元通訳の騒動に揺れる“偉才の素顔”
しかし、偉才の素顔を知る者たちからは、「違法だと知らなかった」という意見が正しいという見方もある。
古巣エンゼルスの地元紙『Orange County Register』は、「我々の取材に応じた(エンゼルスの)選手たちの間で意見が一致していたのは、オオタニは他のスポーツに全く興味を示していなかったことだ。これは、オオタニのためではなく、自分自身のために賭けていたというミズハラの主張を裏付けているように思える」と指摘。さらに水原氏への取材を敢行した『ESPN』も当人のコメントをふまえて、大谷のギャンブルに対する考えを伝えている。
「ミズハラによれば、オオタニはギャンブルをしたことなく、『ギャンブルは最悪のものだと考えている』。ミズハラ曰く『彼(大谷)は周りの人やチームメイトたちがギャンブルに興じる姿を見るたびに、“なぜそんなことをしているんだ”と語る』という。そして、仲間から遠征先でカジノに行こうと誘われても、絶対に行かなかった」
周知の通り大谷は野球一本で突き進んできた。だからこそ、水原氏の行動が「違法だと知らなかった」のかもしれない。当分の間、騒動のハレーションは続くと予想できるだけに、現地3月28日に行われるカージナルスとの一戦でのパフォーマンスが注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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