「オオタニの承諾なしに送金できるかは疑わしい」球界内で大谷翔平に向く“疑念” 注視される水原元通訳の証言とは

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 すでに大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「我々はショウヘイ・オオタニが大規模な窃盗の被害者である」と声明を発表。さらに「巨額の窃盗」に対する調査を求める意向も明らかにし、大谷がブックメーカーの支払いに関与していないという主張を展開している。

 ただ、一般的に「巨額」と言えるだけの資金を大谷本人が預かり知らないまま、動かせるものなのか。球界内では“疑念”も向けられている。

 米フィラデルフィアに拠点を構える日刊紙『Philadelphia Inquirer』は、地元の贔屓チームであるフィリーズの関係者は「今は数千ドル(数十万円)を電子送金するだけでも何重もの本人確認が要求される。いくら通訳が親しいからといって、オオタニの承諾なしに送金できるかは疑わしい」と指摘。さらに別の同球団関係者は「せいぜい年収50万ドル(約7600万円)の通訳にブックメーカーがあんな大金を賭けさせることはあり得ないのではないか」と断じた。

 もっとも、多方面からの本格的な調査が始まったばかりとも言える。それだけに今回の一件は不透明な要素も多く、疑念が向けられるも致し方ないのかもしれない。今はとにかく真相解明の進展を願うばかりだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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