水原一平氏は「別格」 米メディアを愕然とさせたスキャンダル 改めて際立つ業界での存在感「ただの通訳ではない」
「ミズハラに一度会ったことのあるカマダは言った『WBC前に彼のインスタグラムを見た。写真を3枚ぐらい投稿していて、フォロワーが3万人あたりだった。WBCの後はフォロワーが30万人あたりになっていた。彼は間違いなく有名だ』」
また、「ミズハラはよくファンからサインを頼まれ、彼の妻はeBAY(大手オークションサイト)で彼がサインしたボールが売りに出されているのを見つけたと言っていた。それは他の通訳ならば普通のことではない」と水原氏の存在感の大きさを論じたジローリ氏は、時にキャッチボールやストレッチの相手を務めるなど、グラウンド内外での大谷に対する貢献度の高さも指摘。「ミズハラはただの通訳ではない。選手との良好な関係を表す証拠として、ゆるぎない信頼に基づいて築かれている」と振り返った。
エンゼルス時代に大谷が薫陶を受けた名将ジョー・マッドンをしても「通訳としての彼の功績があまり認められることはないが、イッペイは本当に素晴らしい仕事をしてくれていた」と言わせた水原氏。彼の通訳者としての功績は大きく、広く認知されていただけに、スキャンダルに対する反響はしばらく収まりそうにない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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