誰も想像しなかった“裏切り” 衝撃を与えた水原氏の違法賭博騒動の現況 米記者が見た大谷翔平の「孤独」
衝撃は二人を見守ってきた米識者たちも同様に抱いている。『ESPN』のティム・キーオン記者は「ミズハラを表現するのに『通訳』という言葉は決して適切ではなかった。オオタニのリズムは、ミズハラのリズムだった」と断言。水原氏が解雇となった後の大谷の現況をこう論じている。
「2人が一緒に住んでいるかどうかは誰も知らなかったが、エンゼルスのチームメイトたちは『そうなのだろう』と思っていた。外から見る限り、ミズハラはあらゆる雑務や潜在的な障害を処理していた。そして偉大なるオオタニが自分の試合のことだけに集中できるように振舞っていた。そのミズハラという絶え間ない存在は、類まれな才能を持つオオタニの一部でもあった。だからこそ、今、オオタニが一人でグラウンドを歩いている姿を見るのは、どこか違和感を覚えずにはいられない」
違法賭博の疑いで米国税当局による捜査も受けているという水原氏だが、彼の足取りはいまだ不明なまま。この完全解決に向けて遅々として進んでいない現状にも、問題の闇深さを感じずにはいられない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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