問題発言は「演技」? テレビマンが絶賛する「グッドワーカー」張本勲の「正体」

タグ: , 2019/10/2

 あれは9月29日、日曜日の朝のこと。ネットニュースを扱う各サイトの編集者は、一様にこうため息をついたと言われています。

 「ハリさんがいないと、PVが伸びねえな…」

 この日のTBSテレビはドーハで行われている世界陸上を放映し、人気番組「関口宏のサンデーモーニング」はお休みとなりました。

ハリさんがいない日曜の朝


 同番組のドル箱コンテンツ、野球評論家の張本勲さんが「喝!」を繰り出すスポーツコーナー「週刊御意見番」が放映されない日曜の朝…。

 すると、どうでしょう。

 毎週日曜の午前中は、張本さんから極端な問題発言が繰り出された瞬間、ライターたちはすぐさま文字起こしをして、ネットニュースにします。

 しかしその日は、それができないのです。ただでさえ「何も起きていない」日曜の午前中において、張本さんの発言は安定したページビューが稼げる優良コンテンツ。業界全体が「ハリロス」に陥り、あらためてその偉大さを痛感することになったのでした。

 この夏の高校野球岩手大会決勝で大船渡高校の佐々木朗希投手が投げずに敗退すれば「監督と佐々木君のチームじゃないんだから」「ケガが怖かったら、スポーツはやめたほうがいい。将来を考えたら投げさせた方がいいんですよ」「楽させちゃダメですよ、スポーツ選手は」などとコメント。カブスのダルビッシュ有投手とは海を越えたバトルに発展するなど、ネット上には「もう老害を出演させんな」という視聴者の声も散見されました。

 しかし、実際に張本さんと一緒に仕事をしているテレビ業界関係者は、こう証言するのです。

 「あんなにスポーツを愛し、野球界の未来を考えている人はいません。過激な発言は張本さんのサービス精神によるものだと思います。あえてヒール役を演じて、番組を盛り上げ、注目度を上げようとしているのではないでしょうか」

・合わせて読みたい→
米大統領も怖くない!昭和、平成、令和と最強をキープする張本勲の生き方(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/isaoharimoto-way-of-life/)

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