「恥ずかしく思う」イタリアのイラン代替でのW杯出場をFIFAに要請 米政権高官の仰天動向に伊国内も愕然「誰にとっても不満の残る解決策」
米国との関係が悪化しているイランに代わるチームとして、W杯出場説が急浮上したイタリア(C)Getty Images
失意の予選敗退から一転、まさかの展開によって、イタリア代表は今夏のワールドカップ(W杯)出場を果たす可能性が浮上した。
現地時間4月22日、英紙『Financial Times』の取材に応じたドナルド・トランプ米大統領の政権高官を務めるパオロ・ザンポッリ氏が「私はインファンティーノ氏に対し、ワールドカップでイタリアがイランの代わりに出場するよう提案したことを認める」と回答。国際情勢において米国との戦争状態が続くイランに代わり、4大会連続でW杯出場の切符を手に出来なかった欧州の雄を出場させようという水面下の動きを明らかにしたのだ。
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依然として国際サッカー連盟(FIFA)は、予選を突破して地力で出場権を手にしたイランの本大会出場に尽力している。ジャンニ・インファンティーノ会長も「イランは必ず来る」と明言する通りだ。しかし、「(イランが)ワールドカップに出場することは、彼らの生命と安全の観点から適切ではない」とするトランプ大統領をはじめとする米国側の動きを掴み切れずにいる感は否めない。
そうした中での今回の発言は、予選で地の底に叩きのめされたイタリア国内でも小さくない衝撃を生んでいる。
イタリアの大手紙『Corriere dello Sport』は「それは仮説に過ぎない。それ以上でも以下でもない。そして、シナリオはまだ不明確だ」と指摘。ザンポッリ氏の意見が「非現実的」という見方は崩さなかった一方で、「イランの状況は地政学的な理由から複雑だ。出場を辞退した場合、予選敗退国の中でFIFAランキングが最も高いイタリアは後継国の最有力候補となるだろう」とも記した。







