三笘薫の“予想された選外”以上に注目された「2つの懸念」 世界は森保ジャパンの精鋭26人をどう見たのか?「日本は相当な努力がいる」【W杯】
長く代表の柱となっていた遠藤と冨安。代表メンバー入りを果たした二人のコンディションも話題を呼んでいる(C)Getty Images
「ある種の『賭け』」と言われた選考は――
日本の地力の高さについて「着実に成長を遂げ、才能あふれる選手たちが自信に満ち溢れているという明確なアイデンティティが確立されている」と断言したデューデン氏だが、「オランダすらも恐れず、グループ首位通過を果たすという自信に満ちている彼らを怪我の問題が悩ませる。ミトマはアジア屈指の選手であり、その不在は痛手となる」と分析。そして、こう続けている。
「ワタル・エンドウも幾度となく怪我に悩まされてきた。今大会の代表メンバーには選ばれたものの、現時点でどこまでのレベルで出場できるかどうかは未知数だ。彼は2月以来、公式戦で出場しておらず、足首の怪我から回復したとしても、コンディションやキレについては疑問が残る。
そして、タケヒロ・トミヤスも同様だ。彼は昨年に慢性的な怪我の問題に対処するためアーセナルを退団。今冬のアヤックス移籍は功を奏したかに見えたが、以前から抱えてきた問題が再び表面化している。彼も代表メンバーには選ばれているが、2024年6月のシリア戦以来、代表戦には出場していない。その選考は、ある種の『賭け』と言える」
アジア予選をぶっちぎりで駆け抜けてきた森保ジャパン。しかし、課題が山積している状況は決して楽観視できない。デューデン氏も「他チームもそれぞれ問題を抱えているが、日本は特に大きな打撃を受けていると言っていい。アジア最強軍団は、今夏に相当な努力をしなければならない」と結んでいる。
予期せぬアクシデントによって、逆風にさらされている日本。メンバー発表会見で「『誰が出ても勝つ、誰が出ても機能する』ということでチームの総合力で戦っていくというところを、このW杯でも結果をもって皆さんに見ていただければと思っている」と呼びかけた森保監督が率いるチームは、ベスト8の壁を打ち破れるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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