迫る決戦!埼玉WKとBL東京の頂上対決 タフな”我慢比べ”に勝つのはどちらか

タグ: , , 2024/5/25

 26日に行われる両雄の激突は、いずれ劣らぬ強力なフィジカルをぶつけ合うタフな守り合いとなるだろう。密集近辺のバトル、ラインディフェンスはほぼ互角で、両チームともに大きなゲインはなかなか望めそうにない。いかに、フェイズを重ねて大外の選手に十分なスペースを与えてゲインさせるかが焦点となる。大外のWTBは、埼玉WKは豪州代表マリカ・コロインベテ、竹山晃暉、BL東京には日本代表ジョネ・ナイカブラ、今シーズン大ブレイクした桑山淳生といずれ劣らぬスピードと決定力を兼ね備えた面々が名を連ねる。彼らのマッチアップも見どころの一つだ。

 また、ランプレーによる効果的なゲインが見込めない状況下では、ハイパントやゴロパント、キックパスなどをいかに織り交ぜていくかがポイントの一つになるのだが、BL東京のモウンガは、キックの落下点の読みが的確で、かつほとんどボールを落とさない堅実なフィールデイングが光る。不用意なキックは、チャンスどころか逆襲を喰らい、致命的なピンチを招くこととなるので、埼玉WKのSH小山大輝、SO松田力也のキックにも大いに注目したい。

 BL東京には長い低迷を脱した新時代の到来をアピールしたいという想いが、埼玉WKにはチームと日本代表を長く支えた功労者であるHO堀江翔太、SH内田啓介という2人の引退試合を白星で飾りたいという想いが強くある。この強い想いを両チームの選手たちが、フィールド上でどう表現するのか。今からワクワク感が止まらない。





[文:江良与一]

【関連記事】主審の決定が物議! オールブラックス主将の退場に異論続々 元代表OBは「正直言って、うんざりだ」と嘆き

【関連記事】日本ラグビーの悲願「8強突破」を託されるのは誰?候補者続出で注目集まるジャパン次期指導者の名前

【関連記事】日本が困惑した“史上最悪のトライ”に止まぬ反響 英紙は「偶然の出来事が全てを変えた」と指摘【ラグビーW杯】


関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム