U18W杯・日韓戦でのフェアプレー、韓国紙も「Respect」の見出しで絶賛

タグ: , 2019/9/11


 遺恨がクローズアップされがちなスポーツの「日韓戦」だが、今回ばかりは違った。U18W杯野球で高校球児が見せたフェアプレー精神が話題となっている。

 6日に韓国・機張で行われたスーパーラウンドで両国が対戦。9回2死一塁の場面で、日本の宮城大弥投手(興南)が、韓国リー・ジュヒョン選手の頭部に当ててしまった。死球で一塁に到達したリー選手に対し、マウンドの宮城投手は帽子を取って頭を下げ、謝罪の意を示した。これを見たリー選手もヘルメットを脱いで、ペコリと頭を下げて応えた。

心温まるフェアプレーに世界中から温かいコメント

 このシーンを大会公式ツイッターが紹介すると、動画再生回数が20万回を突破。

さまざまな動画を特集する同サイトでは異例の反響となり、コメント欄には日本語、韓国語、英語など海外ファンからも書き込みがあふれた。

 「いいシーンだった」

 「清々しい場面に感動」

 「ちょっとだけ涙腺が緩くなった」

 「2人の若者に多くを学ぶ必要がある」

引用:WBSC公式Twitter

 日韓関係悪化の影響が心配された大会だったが、2人の高校球児がお互いに敬意を払い、自然と出たフェアプレーの姿は、多くの大人の胸を打つものになった。

 韓国メディアも反応した。韓国紙・スポーツ京郷は「熾烈な韓日戦の勝負の中で輝くスポーツマンシップ」「Respect」の見出しで記事を掲載。場面の詳細をリポートし、ライバル対決の注目シーンとして取り上げた。

・合わせて読みたい→
高校野球U-18「韓国人から脅かされたり…」と質問した韓国記者、会見場から一発退場(https://cocokara-next.com/stress/korean-reporter-leave-the-conference-hall/)

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