中日打線のキーマン・ボスラーが開幕絶望…「出番を増やす」選手を考察
■ベテラン2人も存在感
ベテランだって黙っていない。
大島洋平は2軍キャンプでの調整を経て、3月初旬から予定通りの1軍合流。8日の日本ハム戦(エスコンF)でドリュー・バーヘイゲンの縦の変化球を捉え、ライト線へ先制2点適時二塁打。翌日の同カードではマルチ安打と、健在ぶりを見せている。
他方、移籍2年目の中田翔はオープン戦での打率.133(3月14日現在)と振るわないが、ここまでの2安打はいずれも適時二塁打。持ち前の勝負強さを発揮している。オフに15kg以上の減量を敢行し、今季にかける気持ちは十分。スイングも鋭さを取り戻している。
ボスラーの穴はみんなで埋める――。戻ってきた時により強力なラインナップを形成すべく、竜の野手陣は爪を研いでいる。
[文:尾張はじめ]
【関連記事】中日の外国人枠争いがアツい! “大穴”ウォルターズが掘り出し物に?
【関連記事】韓国からの関心、NPB4球団との交渉報道も…いまだ去就決まらぬビシエドはどうなる? 名古屋で愛された助っ人の今
【関連記事】「将来的なことを考えると石川かな」 井上中日で注目の開幕予想オーダー 球界OBが着目した「ホットコーナー争い」
1 2