エンゼルス激震!マドン監督解任で大谷の「二刀流」挑戦に暗雲も
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大谷翔平投手が所属するエンゼルスは7日(日本時間8日)、ジョー・マドン監督を解任したと発表した。チームは6日(同7日)に行われたレッドソックス戦に0-1の完封負けで1988年以来、球団ワーストタイとなる12連敗を喫していた。
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球団が非情な決断を下した。今季開幕直後は快調に勝ち星を重ねていたチームは最近になって中継ぎ陣が崩壊、打線も大谷、トラウトを含め主力も湿りがちで、投打にわたって不安材料が噴出していた。
ここまでの成績は27勝29敗で借金2。今季が3年契約最終年だった。フィル・ネビン三塁コーチが代理監督を務めるという。
一方でマドン監督の解任は二刀流に取り組む大谷に大きな影響を与えそうだ。二刀流の良き理解者として挑戦を後押ししていた同監督がいたからこそ、昨年のリーグMVPも獲れたという声は根強い。登板翌日の打者としての出場など大谷本人の強い意思を尊重。当初は二刀流に懐疑的な見方も多かったが、マドン監督が就任後は常に温かい目線で大谷を見守ってきた経緯がある。
マドン監督にとっても「悲願」が達成できずに現場を去ることになった。マイナー選手、コーチ時代にエンゼルスに所属し、2002年にマイク・ソーシア監督の下でベンチコーチとしてワールドシリーズ制覇に貢献した。その後はレイズで監督を務めワールドシリーズにも出場、16年にはカブスを世界一に導き、3度の最優秀監督賞を受賞など、名将として知られた。
19年オフにエンゼルス監督に就任後は20、21年は地区4位と戦力が整わず苦戦するも今季は昨年離脱していた主砲のトラウトが復帰、打線に厚みも増し、ポストシーズン進出の期待も高まっていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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