”モンスター余波”で注目度アップ!3階級制覇に挑む中谷潤人に米メディアから大きな期待「大物になる素質のあるファイター」
その中で、「今年、飛躍が見込まれる選手」として、デビッド・ベナビデス(米国)、ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)とともに中谷が紹介されている。
中谷の名前を挙げたマジュリ氏は「ナカタニは新年を迎え、勢いに乗っている。ナカタニのアンドリュー・モロニーに対する強烈なKOは、CBSスポーツの2023年ノックアウト・オブ・ザ・イヤーを受賞し、ファンに存在を知らしめることになった」と評価。さらに「2月24日、WBOバンタム級タイトルマッチでアレクサンドロ・サンチアゴを倒せば3階級制覇のチャンピオンになれる」と期待を寄せている。
またマジュリ氏は「北米の観客がナオヤ・イノウエの素晴らしさを認識するには、必要以上に時間がかかった。イノウエの成功は国際的な視線を日本に集め、ナカタニのような大物になる素質のあるファイターにも関心を向けられることになっていくだろう」と指摘。今後も日本人選手への注目度が高まると見通している。
すでに、1か月後のタイトルマッチへ向け、合宿をスタートさせていることも伝えられた中谷。階級転向初戦となる今回も、世界に衝撃を与えるファイトで必ずやベルトを手にするはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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