首位を走る阪神 球界OBは好調・広島との3連戦を“ポイント”に 死球を受けた近本光司の「代役」に選んだ選手は?
近本の代役として高木氏は島田(写真)の名前を挙げた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
18年ぶりの優勝を目指す阪神はここまで73試合を消化し、41勝29敗3分けで2位DeNAと1.5ゲーム差をつけて首位に立っている。6月30日からの巨人3連戦では初戦でサヨナラ負けを喫したものの、2戦目には白星、3戦目にはドローに持ち込むなど、1勝1敗1分けだった。
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投手陣の奮闘もあり接戦をしのいだ阪神だが、この3連戦では心配な要素もあった。2日に行われた試合でリードオフマン・近本光司をアクシデントが襲ったのだ。7回、巨人の高梨雄平が投じた146キロのシュートが近本の右脇腹付近を直撃し、苦痛の表情を浮かべた。出場選手登録を抹消されることはなかったため、離脱の可能性は低くなったが、患部の状態によっては4日から行われる広島との3連戦でスタメンから外れることも考えられる。
首位をキープしたい阪神にとってリードオフマンの負傷は痛手となるが、球界OBはどのように見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、阪神について言及した。
右脇腹の状態が心配される近本について同氏は「近本を失うと阪神にとっては大事だね。近本の存在感とか、相手に与えるプレッシャーを考えると計り知れない損失だよ」と話し、万が一離脱となれば大きな痛手だと語った。近本の代役としてセンターを守る選手については「島田かな。ノイジー、島田、ミエセスの外野3人で行くのがいい」と話し、島田海吏の名前を挙げた。