「高校野球の3番手投手」から「巨人のエース左腕」へ…「タワマン」横川凱の挑戦
左ピッチャーが手薄の巨人投手陣に、救世主が現れました。高卒5年目サウスポーの育成投手・横川凱(22)です。
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スポーツ紙の記者は言います。
「身長190センチを誇る横川は、大阪桐蔭から2018年のドラフト4位で巨人入りしました。昨季は2軍でチームトップの7勝を挙げましたが、1軍では登板1試合のみ。オフには育成契約となりました。しかし、秋季練習で右腕を高々と上げるフォームに改造したところ、豪快な投げ方になって球威もアップ。原監督もその迫力を認め『タワマンピッチャー』と命名、成長を認めています」
その横川は26日に行われたDeNA戦(那覇)に先発し、4回1安打無失点と好投。現在、巨人の先発投手陣で開幕ローテに当確ランプが灯るのは菅野智之(33)と戸郷翔征(22)の2人。新助っ人の左腕グリフィン(27)、右腕ビーディ(29)も有力で、残り2枠をこの横川に左腕の井上温大(21)、大卒2年目の赤星優志(23)らが争う形になっています。
中でも先発の左投手は手薄だけに、横川にかかる期待は大きく、評論家の中では「左のエースになれる逸材」と期待する声も出ています。
もし横川が巨人のエース級になれれば、前代未聞の「高校野球3番手投手から巨人のエースへ」という道が拓けてくるのです。
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