小林可夢偉が米NASCAR参戦決定 残るはインディ500 主要カテゴリー「コンプリート」に期待
F1、ルマン(WEC)だけでなく、2017年に電動車のフォーミュラEにスポット参戦。このほか日本ではスーパーフォーミュラ、スーパーGT、欧州ではF3ユーロシリーズ、GP2(現F2)を戦ったことがあり、NASCARカップシリーズに出場すれば、残る主要カテゴリーは米インディ500でも知られるインディカーシリーズくらいとなるのだ。
インディカーはホンダ、シボレーの2社が出場チームのマシンにエンジンを供給しており、トヨタ系の可夢偉にとってはハードルが高いカテゴリーだが、IMSAではキャデラック、フォーミュラEではトヨタとは関係が薄いアンドレッティから参戦したことがある。F1でもトヨタ以外にザウバー、ケータハムに在籍した。
ちなみにホンダ系の元F1ドライバーでインディ500で2勝を挙げる佐藤琢磨はフォーミュラE、WEC、スーパーフォーミュラなどに出場経験があるが、ルマン24時間レースやNASCARは未経験だ。
可夢偉は9月で37歳。40代でも優勝できるインディ500への参戦チャンスは十分にある。NASCARでも最初はトヨタ系チーム以外から声がかかったという。インディカーでも熱烈なオファーをするチームが現れることを願うばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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