スーパー耐久でカズキカルテット 2世選手の中嶋一貴、星野一樹が夢のジョイント
インパルは日産系のチームとしてなじみ深いが、実はトヨタとも縁がある。スーパーフォーミュラにはトヨタ製エンジンで参戦しており、今季もトヨタ系の関口雄飛、平川亮の2人をレギュラーに起用している。
星野一樹の父は「日本一速い男」の異名を取った星野一義氏。中嶋一貴の父で日本人初のフルタイムF1ドライバーとなった中嶋悟氏とは現役時代から永遠のライバルという関係でいるが、1977年の全日本F2000、全日本F2に刷新された78年と名門ヒーローズレーシングでチームメート同士だった。
中嶋悟氏もF1時代を含めてホンダ色が強いイメージがあるが、F1デビューする直前の1985、86年にはトヨタ系のチームトムスで仏ルマン24時間レースに出場した経歴がある。
二世代にわたってモータースポーツ界を引っ張る中嶋一貴、星野一樹の「Wカズキ」がそろって表彰台に立つシーンも見られるかもしれない。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
【関連記事】F1のパワーユニットにホンダの名前が2年ぶり復活!ただし、遅きに失したとの声も
【関連記事】角田裕毅が来季もアルファタウリに残留 日本人F1選手に立ちはだかる3年目の壁を突破
【関連記事】元4連覇王者のベッテルが今季限りでのF1引退を表明 実は名前の発音は「ベッテル」じゃない説!?
1 2