巨人・岡本和にのしかかる「ガッツ問題」 OBが感情の発露を求める「あの理由」とは

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 少しでも・・・。巨人は16日の広島戦(東京ドーム)に4ー11と敗れた。今季9度目の2ケタ失点で広島に完敗。4連敗で借金3、4位に転落した。

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 厳しい現実を突きつけられた。先発はアンドリース。3回途中9安打9失点の乱調で試合後、2番手で登板し、2回5失点と崩れた戸根と共に二軍落ちが決まった。

 特に3回は先頭の投手森下に安打を許したことから5連打を浴び、このイニングだけで打者13人に9安打9失点。元巨人の長野にグランドスラムを浴びるなど、投壊現象は深刻だ。試合後の原監督は「3回だけは消したいところだけど。現実にああいうことが起きるということは、やっぱり我々は目をそむけることはできない」と厳しい表情を崩さなかった。

 打線は7回に丸のソロ、増田陸の適時打も飛び出し、4点を奪った。ワンサイドゲームの中で反撃の姿勢を示したが、こういった苦しいチーム状況下で改めて主砲・岡本和に視線が集まっている。

 17日付けの「スポーツ報知」では野球評論家の高木豊氏(63)がチームに関して「とにかく前を向いて進んでいくべきで、雰囲気をどうにかして変えないといけない」とした上で、主砲の岡本和に「空気を変える役割を期待したい」と提言。岡本和といえば、元々感情をあまり表に出すタイプではないと理解を示した上で「だからこそ、行動に出せば周囲から驚きをもって受け止められる」とし、投手への声がけ役などを求めた。

 同様の意見は巨人OBの間からも出ている。「凡退しても淡々としすぎている」などと、打席でもっと喜怒哀楽を出すことを求める声もある。

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