巨人・岡本CS欠場は「人災」か 調整失敗の原因とは?
しかし、結果としてその後の負傷を招いたことで「ポストシーズンにおける調整の難しさともいえるが、いかにシーズンの疲れを取りつつ、選手をベストの状態に持っていけるかというところが首脳陣の腕の見せどころとなる。体調の見極めなど、シーズン以上に細かい気配りが大事となるが、その点ではキーマン中のキーマンといえる主砲が大事な初戦に間に合わなかったのだから、調整は失敗といえる」(球界関係者)と厳しい指摘の声も飛んだ。
岡本和の10月成績は58打数12安打7打点1本塁打と不調に苦しんだ。CS勝ち上がりには主砲復活がカギを握るとして、指揮官自ら再生に力を入れたが、最悪の結果に。しかし、こうなれば前を向くしかない。初戦の相手先発は巨人キラーとして知られる左腕、高橋。今季の対巨人戦は16回無失点、計24奪三振と完璧に抑え込まれている。岡本和不在の中、指揮官の言葉通り、開き直って、ヒーローとなれる選手は現れるのか。決戦の行方に注目が高まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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