【対談】井岡一翔×堀口恭司、互いが感じる相手の強さとは
大晦日の試合を振り返って・・・
井岡はボクシング、堀口は総合格闘技で互いに2020年の大晦日を盛り上げた。改めて試合を振り返った井岡は、
「僕は21歳で世界チャンピオンになり、そこからプロとしてもベテランの域に入ってきている。今は逆に若い世代が僕を食おうとしている時代になってきている中で、そういった試合は始めてでした。気持ちとしては、メリットもなく、モチベーションが高まるような試合ではなかったですが、やると決めた以上は、モチベーションに関わらず自分のやれることだけを試合でやるという気持ちでした。まだまだ自分のチャンピオンとしての立場を結果で証明しないといけないと思っていたので、そこは有言実行できて良かったなと思います。」
と、追う立場から追われる立場になっている状況の中での戦いについて語った。
一方、怪我からの復帰戦かつリベンジマッチとなった堀口は
「自分は前回負けているので、今回はぶっ飛ばそう、それだけですね。結構、膝の怪我のこともありますし、プレッシャーについて問われることもありますが、自分はアホなので全くそんなこと考えないです。余裕でしょみたいな(笑)なので、いつも通りな感じで試合に挑めましたね。」
と、「堀口節」を炸裂させ、試合を振り返った。
タックル行きますよ!
そんな圧倒的強さを見せ続ける2人だが、もし両者の戦いが実現するとしたら、互いにどう相手を攻略するのだろうか。
「そりゃあもうタックル行きますよ!(ボクシングで戦うとしたら?)ボクシングは基本があると思うんですが、MMAって基本がないんですよ。なので、ボクシングでは想像できないようなパンチを出していくと思いますね。」
と、MMAならではの戦い方を示した堀口。一方井岡は
「完全に当てようとするなら、やっぱり右ストレートだと思うんですよ。ただ、堀口選手もそこを経験されていると思うので、右ストレートを仕掛けた後にどういった動きをするかがポイントになると思います。ボディを効かせてステップを止めて、相手の良い動きを悪い動きへと削って行きたいですね。」
と、ボクシング技術を駆使した攻略法を口にした。
なお、この対談の模様は近日中にHALEO公式YouTubeチャンネルにて公開予定だという。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
井岡一翔×堀口恭司、「追う立場」から「追われる立場」へ、今若い世代へ伝えたいこと
【RIZIN】鬼のメンタル・堀口恭司「たとえ不安であっても、何事もプラスに捉える」
RISE・伊藤会長が語る那須川天心VSメイウェザー戦の全貌