二軍で絶好調のDeNA藤田一也 意気込み十分のベテランに期待が高まる理由
全ての選手が今シーズンに強い意気込みを持って臨んでいるが、その中でも藤田は並々ならぬ覚悟があるはずだ。
昨シーズンのクライマックスシリーズのファーストステージ第3戦、勝利か引き分けならファイナルステージに進出できる3位・阪神との大一番。1点を追った9回一死満塁で、藤田は代打で出場した。横浜スタジアムのボルテージが最高潮に達したシチュエーションで、初球を打って併殺打。気迫のヘッドスライディングもおよばず、文字通りDeNAの“最後のバッター”になってしまう。試合終了後はしばらく立ち上がることができないほど、悔しさをあらわにしており、その姿は多くの野球ファンの心を打った。
プレーオフで味わった屈辱を晴らそうという強い気持ちだけでなく、チーム最年長40歳の大ベテランの経験は大きな武器だ。藤田が一軍でいぶし銀の活躍を見せ、チームを勝利に導く瞬間が待ち遠しい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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