「楽に勝てたゲームが少なかった」中日・立浪和義監督が語る昨季の反省と“血の入れ替え”断行の意図とは
中日の立浪和義監督が2軍監督の片岡篤史氏のYouTubeチャンネルに出演し、昨季の振り返りや、今オフの補強について語った。
動画の冒頭で就任1年目の昨季について、「自分の中で使いたい若手選手もいましたし、成績よりも思い切ってやろうということに関して言えば、結果的に岡林であったり、土田であったり、高橋であったりが何とか形になってきたので、その辺はよかったかなと思います。ただ勝負事は勝たないといけないので、自分自身も含めて反省点が多い1年でした」と話した。
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昨季は、プロ3年目の岡林勇希が最多安打、ゴールデン・グラブ賞、ベストナインとタイトルを獲得するなど、大ブレークを果たし、2年目の土田龍空も遊撃手として56試合でスタメン出場するなど台頭した。投手では、高橋宏斗が6勝、防御率2・47を記録し、リーグ3位となる134奪三振をマークするなど、飛躍を遂げた。
若手の台頭が目立った中日だが、一方でチーム成績は最下位。チーム防御率は阪神に次いで3・28と安定した投手陣がいる中で、得点はリーグ最下位の414と攻撃面で苦しんだ。
立浪監督は「1年トータルして見ても、今ちょっとチーム状況いいな、という状況がなかったです。中盤から楽に勝てたというというゲームが少なかった。チーム打率と言うよりも得点圏打率を何とかしないといけないですね」と話した。