中日の先発ローテーションを大胆予想!4本柱を追う「プロスペクト」と「ベテラン左腕」らが浮上のカギに
■2軍で控える先発候補は?
6枠が埋まったとて、閉幕まで同じ投手でローテを回ることは不可能。2軍に控える投手たちの力が必要な時期は必ずくる。
筆頭候補は松葉貴大か。ウエスタン・リーグで2試合に先発し、計14イニングで自責点はわずか1。安定感抜群のピッチングは健在で、1軍の先発陣に万が一アクシデントがあったら真っ先に呼ばれるのは間違いない。
若手では根尾昂、仲地礼亜の2000年生まれコンビが挙がるだろう。根尾はオープン戦終盤に開幕2軍が決まったものの、投手転向3年目でいよいよ本格化の雰囲気が漂う。仲地は3月19日の楽天戦(岡崎)で先発に抜擢されると、6回2失点(自責0)の好投。ローテ候補に割って入ってきた。
そして、髙橋宏斗の存在を忘れてはならない。投球フォームが固まらず2軍での調整に回ったものの、元々は開幕投手候補に入るほどの投手。復調の時を待ちたい。
■中日:先発ローテーション予想
・3月29〜31日 ヤクルト戦@神宮 : 柳、涌井、メヒア
・4月2〜4日 巨人戦@バンテリンD : 小笠原、大野、梅津
・4月5〜7日 広島戦@マツダ : 柳、涌井、メヒア
・4月9〜10日 DeNA戦@横浜スタジアム : 小笠原、松葉or根尾or仲地
※中止によるスライド等は考慮せず
[文:尾張初]
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