MLBよりも早く決断! 韓国球界が来季からロボット判定を導入発表 選手からは「心理的な拒否感」も強行した理由は?
それでもメジャーリーグに先んじてKBOがロボット判定を導入したのは、野球人気の回復に繋がると見込んで判断だ。
今年7月にリーグと韓国代表チームの成長を目標とする『レベルアップ・プロジェクト』を発足させたKBOは、ロボット判定の技術改善と理解を広める活動を実施。「ファンのあらゆる不満を聞き入れ、そのニーズを満たすために急速に動き、少し時期尚早とされる機械判定の果敢な導入を決めた」(『朝鮮日報』より)という。同時に取り入れるピッチクロックシステムも含めた新システムによって、試合時間の短縮が見込めるため、新規層の獲得もできると判断した形と言えよう。
今後は「選手とコーチ、審判員たちの速やかな適応のための説明会開催していく」というKBO。ボール判定に不満を抱いた選手の退場が消えるとも期待される同システムは、野球界にいかなる効果を生むのか。日本球界にとっても無視できない話であるだけに、その影響を見守りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】イチローも激怒した国旗立て 韓国代表が再び見せようとした“挑発行為”に「選手たちは『同じことをやろう』とした」と指摘も【アジア大会】
【関連記事】「なぜ反則か分からない」柔道の韓国女子の反則負けが物議! 相手の顔に“張り手”も国内で広まる反発の声【アジア大会】
【関連記事】阿部新体制発足の巨人、韓国最強助っ人を追う!? 20勝の無双実績に「強い興味を示している。これが関係者の見方」