錦織圭が全仏オープンテニスへの意気込みを語る!「調子も上がってきているので、全力で頑張りたい。」
錦織圭は大会第1日に登場予定!
フランス・パリにて開催されるグランドスラム(四大大会)のシーズン第2戦、全仏オープンテニスがいよいよ明日26日開幕!会場であるローランギャロスのサーフェスは、ハードコートに比べ球足が遅いのが特徴の赤土のクレーコート。ロングラリーになりやすいため技術に加え、スタミナや精神力が勝負の鍵を握るといわれている。
大会第1日には、男子シングルス1回戦で、日本の錦織圭がQ・アリス(フランス)と対戦する。開幕を前に錦織圭が現地で意気込みを語った。
写真/GettyImages
Q:今年はここまでどのような感じですか?
A:物足りない感は多少あります。例年に比べて、結果が出ていないという面では、もどかしい気持ちはありますが、大事なのはこの大会ですし、ちょっとずつ自分の調子は上がっているような気がするので、しっかり気持ちを切り替えていくこと。それがすごく大事だと感じます。
Q:調子が上がっているのは、どのあたりで感じますか?
A:気持ちの面だったり、プレー内容だったり、自分のプレーを思い切りいけそうだなと思える瞬間が増えてきたりとか。ちょっと攻めきれない部分もありますが、思い切ってプレーできていることに、調子が伴ってついてきてくれる、この掛け合いが自分の中の感覚にありますね。
Q:体力面・精神面はいかがですか?
A:クレーは体力的には凄く大変なグランドスラムの1つではあるので、自分のプレーをしっかり貫いて、身体に気を付けながらプレーしたいと思います。
Q:今年のローランギャロスのコートの感触を教えてください
A:去年と若干違う感じがしています。硬いなと思ったり、跳ねるのも、ちょっと去年よりあるのかなという感じはしました。コートの感触が違うというところで球筋が速くなったり、バウンドが跳ねたりというのは、頭に入れながらプレーしないといけないと思います。
Q:ローマの時に調整していきたい点として挙げていたフォアハンド、感触はいかがですか?
A:毎日ちょっとずつは良くなってきています。ポイント練習もかなりしっかりこの2、3日はできています。感覚的には全部良くなってきているので、いい準備はできていると思います。
Q:錦織選手自身が感じている、テニスの手応えはどうですか?
A:あまり悪くはないと思います。試合の中で大事なポイントが取れなかったり、ツアーのレベルも誰が勝ってもおかしくないほど上がってきていることもあるので、自分のテニスのクオリティーにフラストレーションを感じたりすることもありますが、自分のレベルは少しずつ上がってきていると思います。