日ハム・近藤がFA戦線で「モテモテの理由」
近藤が「人気」となっている理由もある。今季も選手会長を務めるなどチームのまとめ役としてキャプテンシーあふれる部分も知られている。札幌ドーム最終戦となった9月28日の試合では、チームを代表してあいさつを行い、心のこもったスピーチが日本ハムファンの間でも感動を呼んだ。
「最近のFA選手に求められる条件として、チームに合うか、フィットするかという部分、性格も細かく見られています。その点、伝統のある横浜高校出身で、キャプテンシーあふれる近藤は野球以外の部分でも高く評価されており、FA戦線では西武の森と並び、目玉選手の一人、宣言すれば争奪戦となることが予想されています」(球界関係者)
そんな近藤をめぐっては日本ハム球団も複数年契約を用意し、全力で慰留に努める構えだという。一方選手としては「強いチーム」で戦いたいという気持ちも当然あるだろう。今季は開幕から最下位が定位置となったチームが来季どれだけ浮上できるかは未知数とあって、プレーヤーとしての本能がどのように影響するのかも注目される。
日本シリーズが終了すれば、いよいよスタートするFA戦線。果たして近藤はどんな判断を下すのか、「時の人」となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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