西武が日本ハム・近藤獲り参戦で他球団が青ざめる「相思相愛ぶり」とは
西武の今季キーワード風にいえば「近藤と愉快な仲間たち」といった、チームの垣根を越えた交流が知られているとあって、その親密さは獲得を狙う他球団も注視している。
西武にとっては獲得するメリットもある。今季、近藤は西武戦では打率・381、出塁率・474をマーク。西武の本拠地ベルーナドームに限ると打率・400、出塁率は・545と脅威的な数字を叩き出している。
レオキラーでも知られる近藤を獲得することで相手球団の戦力をそぐ、さらに相性の良い球場でしっかり結果も残してもらえるというメリットがある。
近藤は温厚な人柄で、真摯に野球に向き合う姿勢も知られている。今回のFA行使に関してはまだ態度を明らかにしていないが、決断で重視するポイントには「必要としてくれるチームの勝ちに貢献できるようにはしたいなと思う」と話している。
その意味ではまさに相性のいい球場、仲間と「相思相愛」ともいえる西武との関係性。果たしてこれが近藤の決断にどう影響するか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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