SB近藤 「優勝請負人」となれるか 早くもささやかれる「2つの火種」
さらに7年総額50億円という超巨額契約に伴う「代償」もある。近藤をめぐっては、今オフ、楽天をのぞくパ・リーグ5球団の争奪戦となったが、結局マネーゲームの様相となり、各球団、手を引かざるをえなかった背景もある。
「表立ってはどの球団もいいませんが、獲得が叶わなかった各球団が『打倒近藤』で向かってくるのは間違いなさそうです。柳田の前を打つとされる近藤を抑えられれば、それだけ得点力も抑えられます」(同)
3年ぶりのV奪回に臨むソフトバンクではFAで獲得した近藤に関してすでに藤本監督が「3番・左翼」の構想を明かしている。強打者、柳田の前にチャンスメイクされると怖いが、逆に抑えられれば、柳田を孤立させられるとあって、各球団「近藤封じ」に臨むというのだ。
当然近藤もこれらの障壁は頭に入っているだろう。ソフトバンク元年となる新ヒットマンの動向に今年は注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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