史上初の日米での「ノーノー」達成を逃したマエケン 過去にメジャーで達成した日本人投手は?

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 そこから14年の時を経て、今度はマリナーズの岩隈久志が同じオリオールズ打線相手に快挙を達成。2015年8月12日、本拠地でホームのファンの歓声の後押しを受けながらノーヒットノーランを成し遂げた。当時のオリオールズも、リーグ屈指の強打線だった。1番マチャドは35本塁打、86打点。4番デービスは47本塁打、117打点。3番には現在オリックスのアダム・ジョーンズが座り、このシーズンは27本塁打、82打点だった。2番には現在巨人のパーラが入っており、この年はブルワーズと2チーム合計で159安打、14本塁打、51打点していた。

 逆に前田と同じくあと一歩のところで快挙を逃し続けているのが、カブスのダルビッシュ有。レンジャーズ時代の2013年4月2日のアストロズ戦、2014年5月9日のレッドソックス戦と、いずれも9回2死から初安打を許している。

 ダルビッシュは今季の8月13日のブルワーズ戦でも、7回1死から本塁打されるまで無安打投球を続けていた。いつ「ノー・ノー」を達成してもおかしくないレベルに現在でもいる。

 前田は広島時代の2012年4月6日のDeNA戦で、ノーヒットノーランを達成している。現在メジャーで活躍するダルビッシュ、ヤンキース・田中将大、来季以降の二刀流復活に期待が懸かるエンゼルス・大谷翔平らは日本時代には「ノー・ノー」を達成していない。前記した野茂、岩隈も同様。ブルージェイズ・山口俊は巨人時代の2018年7月27日の中日戦で達成しているが、現在は中継ぎに回っている。史上初となる日米での「ノー・ノー」達成には最も近い位置にいると言える。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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