日本ハム・上原の二刀流挑戦に「先輩」の大谷も期待「可能性を見てみたい」
北の大地から、再び「二刀流」誕生なるかー。
日本ハムの上原健太投手(27)が来季から二刀流に挑戦することが14日発表された。
2015年ドラフト1位で明治大学から入団。以降は190センチを超える長身から投げ下ろされる速球は150キロを超えるなど、貴重な本格派左腕として先発ローテーション入りが期待されてきたが、故障に悩まされることが多く、ここまでプロ通算7勝にとどまっていた。
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だが、恵まれた体格に加えて、50メートル5秒台の俊足を誇るうえ、2018年広島との交流戦ではホームラン(これがプロ初安打)を放ち、周囲からバッティングも買われるなど、高い身体能力の持ち主であることは知られていた。
ファンの間でも、ことあるごとに「代打上原でどうだ」など名前が上がるほど、上原の野手挑戦を期待する声も上がるほどだった。
そんな上原の二刀流挑戦を後押ししたのは、栗山英樹前監督だった。
「今シーズン登録抹消になったときに栗山さんに『やれ、とりあえずやれ』って言われ、新しい体制になって稲葉さんから正式に話をもらった。年齢的にも考えて、こういう提案をしていただけるのはたぶんラストチャンスですし、ケガだったり投げられないというときに違う形で試合に出られるんだったら、自分が試合に出られるチャンスが増やせる。試合に出られるんだったら、どんな形でもいいんじゃないかなと思って、今回こういう決断をさせてもらいました」