また五輪の前に・・・バドミントン・桃田賢斗に訪れた不運すぎる「魔の30分」
五輪の主役候補にまたしても訪れた試練
治療、回復を最優先するため、ブランクを含めて調整スケジュールに狂いが生じる。桃田は普段から負傷などには細心の注意を払っており、今回の帰国の決断も、大カガのリスクを回避するためだった。関係者は「細かい神経系に影響が出る可能性もある。場合によっては、ケガそのものより、精神的なケアが必要になるかもしれない」と不安を指摘する。
16年リオデジャネイロ五輪のときも金メダルを期待されていた桃田は、五輪直前の同年4月に違法賭博問題が発覚。いわゆる「闇カジノ」で大会の無期限出場停止処分を受け、五輪に出場できなかった。出場停止期間を経て競技に戻り、昨年は世界選手権、ツアーファイナルなど国際大会最多記録となる11勝をマーク。圧倒的な強さで、怖いのは「アクシデントだけ」といってもおかしくないほどの順調さだった。
五輪の主役候補にまたしても訪れた試練。乗り越えられるか。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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