「一抹の期待も持てない」開幕ヒット1本のベテランに猛批判 韓国メディアがド軍の編成に苦言「ほぼ“自動アウト”のレベル」

ドジャースの貴重なユーティリティーとしてマルチに起用されてきたテイラー。(C)Getty Images
ワールドシリーズ連覇に向け、“精鋭軍団”ドジャースの視界は良好だ。開幕から15試合を消化した時点で11勝(4敗)と大きく勝ち越し。ナショナル・リーグ西地区首位のパドレスとは1ゲーム差の3位につけている。
レギュラーシーズンの開幕からまだ2週間足らずだが、安定感の健在ぶりは十分に見て取れる。ワールドチャンピオンの立場の防衛を目指すドジャースは、ライバルが恨めしくも見つめる図抜けたチーム力を発揮していると言っていい。
ただ、開幕から好調を維持するドジャースのチーム編成には思わぬ苦言も飛んでいる。開幕から振るわないベテラン、クリス・テイラーの起用法だ。
これまで内外野を起用にこなすユーティリティー性が重宝されてきたいぶし銀だが、今季は開幕前から成績が低迷。今春のオープン戦で打率.205、0本塁打、OPS.544、三振率39%と精彩を欠く、レギュラーシーズンも現地時間4月11日時点で打率.143(7打数1安打)、3三振、OPS.286とスランプに陥っている。
打率.203、OPS.598に終わった昨季から一向に改善の兆しが見られない34歳の起用に異を唱えるのは、韓国メディアだ。開幕前に、今季からドジャースの一員となった“逸材”キム・ヘソンのマイナースタートに衝撃を受けていた彼らはテイラーの現状に不満を募らせる。