味方も「非現実的だ」と感嘆 山本由伸のCY賞級の投球に敵地元局も衝撃「球界最高の投手。カブスは何もできなかった」

カブス打線を翻弄し、圧倒した山本。(C)Getty Images
付け入る隙を与えない完璧な投球だった。
現地時間4月11日に本拠地で行われているカブス戦で、ドジャースの山本由伸が先発登板。6回(103球)を投げ、2安打、無失点、9奪三振と好投し、チームの3-0での勝利に貢献。自身は今季2勝目を挙げた。
鈴木誠也やカイル・タッカー、イアン・ハップら強打者揃いのカブス打線を全く寄せ付けなかった。打者一巡となる3回までをパーフェクトで抑える上々の立ち上がりを見せた山本は、4回にタッカーと鈴木の連打でピンチを招くも、2死から相手4番マイケル・ブッシュを“伝家の宝刀”スプリットで空振り三振に仕留めて無失点。咄嗟に雄たけびをあげ、気迫を見せた。
今季最多となる103球を投げながらも「疲労感が残りすぎず、良い力感で投げられた」だったという山本。6回裏に決勝3ランを放ったトミー・エドマンが試合のヒーローインタビューで「本当に非現実的な投球だったし、エキサイティングだった」と脱帽した内容で完封ゲームに貢献した。
1 2