代理人は「もうエンゼルスに行け」 韓国の逸材キム・ヘソンがド軍移籍決断の背景を告白「その程度の差ならもっと良いチームに」
しかし、彼は純粋に野球人として、ワールドシリーズ連覇に向けて覇道を突き進むドジャースでのプレーを望んだ。「エンゼルスの方が条件はドジャースよりも良かった」と語るキム・ヘソンは、こうも続けている。
「ただ、その程度の差なら、もっと良いチーム、成績を出しているチームに行って、自分が頑張ればいいと感じました。エンゼルスとの契約にはマイナーリーグ拒否権も付いていたので、マイナーリーグに行かないという選択もできたと思います。でも、メジャーでダメならマイナーリーグに下がるのも正しいと思ったんです。なので、そこに重きは置いてなかった。とにかく最高のチームの一員になりたかったんです」
今後のキャリアを左右する一大決心だった。それでも「思い切って決めた」と語るキム・ヘソンの表情は充実感に溢れていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「19時に寝るのか!?」元エ軍監督が愕然 私生活を犠牲にする大谷翔平の“人知を超える努力”「すべて史上最高の選手になるため」
【関連記事】強打者だからこその“ジレンマ”――投手・大谷の復帰に向けた悩みをド軍GMが告白「普通の投手のようにリハビリはできない」
【関連記事】慈悲を求めた困窮生活の「嘘」 米検察が突いた水原被告の“偽りの可能性”「オオタニに払い戻す意思なんてなかった」
1 2