大谷翔平の二刀流復活によってド軍に「必要」 韓国メディアが指摘する打率1割台で窮地のキム・ヘソンに残る“生きる道”
生き残る術は自慢の脚力しか……
さらにドジャースナインの錚々たる顔ぶれを見通した上で、「大谷のように盗塁ができる選手は彼(大谷)以外にいない」と断じる『is Plus』は、「豪華なラインナップを構成しても、調子が低下する時期が来る。そこに走塁能力の高い選手がいれば、流れを変える作戦を打ち出せる。それを実行できるのはキム・ヘソンだけだ」と指摘。そして、2021年にKBOリーグで盗塁王(46)となった脚力を強調するように、こう論じている。
「大谷を除くメンバーを見ても、キム・ヘソンの走塁能力は際立って希少価値があると言える。センターラインの中心ポジション(遊撃手)を務めるベッツや、昨季終盤に足首を負傷したフリーマンは共に盗塁の試みを控える見通しだ。何よりも彼らは主力であり、怪我のリスクは犯さない。
そうした状況で、試合終盤に代走という貴重な任務をこなすことができるのは、キム・ヘソンが唯一ではないか。KBOリーグ盗塁王でもある彼は、塁上にいるだけで相手バッテリーと内野陣に負担をかけられる」
果たして、生き残る術は自慢の脚力しかないのか――。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「彼はまだ成長の余地がある」と称賛するキム・ヘソンが、開幕ロースター枠を巡る熾烈な競争を勝ち取れるのかは日米韓で注目を集め続けそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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