張本勲氏に「喝!」入れた発言力!上原浩治氏がサンモニ新ご意見番に
日曜午前のTBS系情報番組「サンデーモーニング(サンモニ)」の名物スポーツコーナーに巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(46=野球評論家)がレギュラー出演することが決まった。22年1月9日の放送から、ハリさんこと張本勲氏(81)が昨年末まで担当していた「週刊ご意見番」としてデビューする。
旬のスポーツネタに対して、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いのご意見番が「喝!」「あっぱれ!」というのが番組の名物。ハリさんや、前任の大沢親分(元日本ハム監督・大沢啓二氏)時代から受け継がれてきたキーワードを、上原はこれまで同番組にゲスト出演するたび絶妙に使いこなしてきた。
メジャーリーグへの関心がうすい態度が目立つハリさんに対して「喝!」を入れたのが18年12月の放送。当時現役だった上原氏は「張本さんに喝ですよ!1年間見てきたけど、メジャーのこと全然しゃべらないじゃないですか」とダメ出ししている。私見で言いたい放題の張本氏の発言は、物議を醸すことも少なくないが、重鎮のご意見番に面と向かって逆らう野球選手、OBはいなかった。SNSでは「上原の勇気にあっぱれ!」「スカっとした」などと称賛の声が相次いだ。
「喝!」をお見舞いしたのは、ハリさんだけではない。19年12月には、司会の関口宏氏が「うえはらけん…こうじさん」と名前を言い間違えると、すかさず「今のは喝です!上原浩治です。よろしくお願いします」と笑いに変える臨機応変さも見せてきた。