「人として素晴らしい」巨人OBも絶賛、誠実さがにじみ出たヒーローインタビューも話題 9回1死までノーノ―投球、日本ハムドラフト8位入団、26歳右腕の存在感
大記録達成とはいかなかったが、「達成できなかったということはまだまだ勝負弱かったということ。もっと目標を高く持って、いつか達成できるように頑張っていきたい」と向上心を示した。
この北山のヒーローインタビューには、BS日テレで中継解説を務めた巨人OBの中畑清氏も、心を動かされた。「なんていい子なんだ。人間性が溢れていた。人として素晴らしいね!」と投球内容のみならず、その人柄にも称賛の言葉が続いた。
大卒4年目シーズンとなった今季は開幕ローテーション入りを果たすと、安定したピッチングで10試合を投げ8試合でクオリティスタートと、既に3試合で完投を達成。この日も9回に154キロをマークと無類のスタミナも光る。
21年ドラフト8位入団も新庄剛志監督がその才能を認め、ルーキーイヤーにいきなり開幕投手を託すなど、潜在能力の高さは認められてきた。すでに5勝をマークとシーズンを通して戦えれば、初の2桁勝利、タイトルも視野に入る。
いつかは、今回惜しくも叶わなかった偉業を達成へ。若き右腕の引き続きの活躍に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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