ロッテの大砲・山口航輝が復帰3試合目で今季2号!吉井理人監督が期待する理由とは?
昨季、チーム内で最も打ったのが山口で計16本だったが、自身が掲げた30本塁打の目標には遠く及ばなかった。主軸を張るには最低でも20発は必要だろう。ロッテから輩出された本塁打王は1986年の落合博満が最後。生え抜きの和製大砲を育てるのがチームの悲願でもある。
山口はプロ5年目。大阪市出身で秋田・明桜高(現・ノースアジア大明桜高)から2019年にドラフト4位で入団した。昨季までは長打力とともに俳句がクローズアップされた。
13歳の時に「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に佳作特別賞で入選。1軍デビューした2021年からは打のヒーローになるたびに自作の俳句や川柳を披露してきた。今年1月にはTBS系のバラエティー番組「プレバト!!」に出演し、芸能人らとの俳句創作バトルにも初チャレンジした。
自身の名前をプロ野球ファンの間に浸透させるためには、一定期間、自身のキャラクターをアピールすることも必要だ。だが、本業はあくまで野球、今年は得意の俳句も封印、強打者に脱皮すべく、打撃一本で臨んでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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