今季初昇格の日ハム清宮幸太郎、二軍落ちした野村佑希に高木豊氏から猛ゲキ 「打てるという形を見せないと」

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 自主トレ中の不用意な怪我ということもあり「どこかにゆるみがあったんじゃないか。だから新庄監督も厳しく接していると思う」と話した。そして1軍で成績を残すためには自身の特徴をより強くアピールする必要があるとした。本塁打、守備力など含め、チームへの貢献をどのように果たすのか。

 遅れを取り戻すためにも「こういうものがアピールポイントなんだというのを見せないとダメかな」とより強くアピールする必要があるとした。

 一方、12日に登録抹消されたばかりの野村にも言及。今季開幕戦をサードで先発出場しながら、8試合に出場し、打率・077、0本塁打、0打点と極度の不振におちいり、2軍で再調整となった。

 野村の課題に対して高木氏は1軍の舞台では「結果にとらわれすぎ」としながら、バッティングスタイルでは「右肩が下がりすぎる」ことで バットの操作性にも影響を及ぼしているとして改善が必要とした。

 また2人の共通点として「一つの形 打てるという形を見せないと苦しくなる」とより具体的な貢献を求められているとした。ロマン砲として球団も期待をかけてきたが、なかなか定着できない。「チャンスはいくらでも与えたから それをものにしたのは万波」として昨年本塁打王にあと1本と迫る25本塁打をマークした万波中正がレギュラーをものにしたが、ほか2人は伸び悩んでいるとした。
  
 「彼らは確固たる素質はある」としながら、現在1軍では捕手出身の郡司が「1番・サード」で懸命にアピールを続けている。そういったことも受け、高木氏は「(ポジションは)ないし、ゲームに出られなくなる危機感まできているから」とより必死に取り組む姿勢があるとした。

 最後は「期待している」としながら奮起を求めていた。

 新庄監督にとっても勝負を賭ける3年目で成長を願う選手たちでもある。まず1軍昇格となった清宮の打撃に注目が高まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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