日本ハム・清宮 シーズン終盤に出た「悪癖」とは
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日本ハムは20日のソフトバンク戦(札幌ドーム)に1ー3と敗れた。これでシーズン負け越し決定は4球団目となった。
序盤のミスが響いた。0ー0で迎えた2回一死三塁の場面。川瀬が一塁への内野ゴロを放つと、これを一塁手の清宮が本塁に悪送球。この間に三走中村晃が先制のホームを踏んだ。
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先発の上沢は9回3失点、128球完投とエースの意地を示したが、打線の援護なく、味方のミスにも足を引っ張られ、8敗目を喫した。
勝負の分かれ目となった序盤のミスには、テレビ解説を務めた野球評論家の和田一浩氏も「当たり前のことができなければ、この順位(最下位)になりますよね」とばっさり。開幕から最下位が定位置となってしまい、シーズン通して抜け出せなかった要因として、基本的な反復プレーができていないと改めて指摘した。
清宮は今季、例年以上に多くのチャンスを与えられてきた。新庄監督体制となり、一時は万波、野村と共にクリーンアップを務めるなど、未来の主砲として様々な経験を積んできた。ここまで123試合に出場し、打率・215、17本塁打、46打点はいずれもキャリアハイの成績となっている。
一方で課題とされている守備難はなかなか改善されず。この日の失策で9失策目を記録した。
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