日ハム・清宮 ダイエット指令も「真の矯正ポイント」とは
一方マイルドに伝えているが、これには清宮の「本気度」を試す意味合いが含まれていると見る向きもある。
「高校通算111本塁打をマークし、ドラフト会議で7球団が競合した清宮も来季で5年目となります。プロ同期のヤクルト・村上、ロッテ・安田などとも比べられますが、以前から清宮の課題として聞く耳をもっと持つ必要があると言われています。打撃などに関しても首脳陣がアドバイスをしてもマイスタイルがあるのか、頑固に自身のやり方を貫くこともあったとか。こういった情報というのは当然、新庄新監督の耳にも届いているはず。まず第一弾としてダイエット指令を出した上で、プロに賭ける意気込みを見ているんだと思います」(同)
チームの未来の主砲として期待を受け続ける清宮も来季でプロ5年目を迎える。高卒入団の選手の見極めの指標の一つは「7年」といわれる。新庄監督も「実力の世界なので、下手なものはユニホームを脱いでもらわないと仕方がない」と選手の力はシビアに見極めるつもりでいる。
「勇気を持って何かを変えないとスターになれない」と金言を送られた清宮は「やってみなきゃわからない。答えは春のキャンプで」と減量に前向きに取りくむ姿勢を示した。北の大地に待望のスター誕生となるか。チャレンジの行方を見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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