ブレイクにも慢心なし 阪神・大竹耕太郎が掲げる“24年の目標”「常識から逸脱していく。そういうイメージ」【独占】

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「和田さんは変化を恐れない」。尊敬してやまない先輩左腕への憧れ

 大竹にとって、和田は早稲田大の大先輩かつ、ソフトバンク時代のチームメイトでもある。40歳を超えても一線級として活躍を続けるレジェンド左腕への憧れを隠さない。

「和田さんは変化を恐れない。毎年何か新しいものを取り入れる。僕だったらあんな結果出していたら新しいものを取り入れるのを考えちゃうと思うんですけど、現状で勝負せず書き換えていくというか。そういったものはすごく感じますし、20歳になっていないような選手からピッチングの話を聞いたりされていますし、変なプライドもないし。その辺は見ていて向上心というか、すごいなと思いました。自分もそうありたいなって」

 尊敬してやまない先輩の“イズム”を受け継ぎながら、大竹は吸収したものを自分にも落とし込む。

「昨年結果を残したからといって、それを基準に考えるんじゃなくて、今年は今年という意識で行きたいなと思います。自分のピッチングがこうだ、と言うのを全部取っ払って考えたい。野球のトレーニングじゃなくて、他の種目のトレーニングだったり、そういったものも取り入れたいと思いますし、常識から逸脱していくというか。そういうイメージですかね」

 プロ野球選手は一軍で3年やれば「一流」とも言われる。そう考えると、大竹はブレイクの1年目が終わったところだ。2年、3年と実績を積み重ね、これからのプロ野球人生が長くなるためにも、今オフの動きは非常に重要となる。インタビュー中に感じさせた決意を聞くに、今年は、また新たな大竹の姿を見せてくれそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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