【RIZIN】皇治が語る五味戦の裏側、さらに武尊vs天心の予想は・・・
元フジテレビアナウンサーでスポーツアンカーの田中大貴さんが様々なスポーツ選手・解説者等を迎えてトークを広げるYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル」。
今月18日に公開された動画では、昨年末に行われた格闘技イベント「RIZIN.26」を盛り上げた1人、総合格闘家の皇治選手が登場。五味選手との激闘や裏話、気になる次戦について、さらには近々対決が予想されている武尊選手VS那須川天心選手についてまで、格闘技ファン必見の内容が語られた。
RIZIN、俺のこと殺す気なんじゃないかと・・・
年末の激闘からおよそ半月。体のダメージについて聞かれた皇治選手は「ダメージはないですけど、心のダメージはあります。負けちゃったんで。」と、現在の心境を明かすと、「(相手の)パンチが重たくて、あばら1本折れています。今はもうへっちゃらです。」と、あばらを骨折していたことを告白。
五味選手と繰り広げた、あの大熱戦についてこのように振り返る。
「あの体重差は危なかったですね。RIZIN、俺のこと殺す気なんじゃないかと(笑)凄かったですね。でも、試合して良かったです。後悔はないですね。ただあの試合、自分から判定ありにして欲しいといって、そうしてもらったのに負けちゃったんで、悔しいですね。そこに対して体重差とかそんなもの言い訳にするつもりはないので。」
今回はアシスタントとして、お笑い芸人・こにわさんも参加。大の格闘技好きというこにわさんは、最終ラウンドのあの盛りあがりについて「向こうは火の玉ボーイと呼ばれていますが、やはりあの瞬間は、火がついたんですか?」と質問。これに対し皇治選手は、
「そうですね、火が移ってきました。僕はもうぶっ倒される覚悟で行っていたので。でもやっぱり、こういう元気のない時期だからこそ、自分みたいなちんちくりんが大きい選手に挑んで勇気を与えたいってずっと思っていたので、倒したかったですね。」
と、漢気と共に悔しさをあらわにした。
今回、両者に階級差および体重差がある中、ハンデなしという形で行われた試合だったが、これについて皇治選手はこう振り返る。
「最初グローブはハンデありってなっていたんですが、アホたちがうるさいので(笑)、一緒でええわって言って同じになりました。榊原さん(RIZIN CEO)たちは反対していましたね。無差別級ならまだしも、自分らは軽量級なので、体重差がある中でグローブを同じにしてしまうと競技性がなくなるじゃないですか。なのでそう強く言われましたが、自分はファンの期待に応えたいという思いが強すぎて、いいです、やりますと言いました。」
試合は判定の結果、2-0と五味選手が勝利。この結果について皇治選手は、
「判定にもうちょっとRIZIN気を遣えよと・・・。もうドローにするか、ひょこっと俺にあげとけよと。何ちゃんと負けにしとんねん。」
と、冗談まじりに不服をあらわにした。