「ストライクゾーンが3分の2しか使えてない」2年連続最多勝右腕、阪神・青柳にレジェンドOBから指摘された「復活ポイント」とは
その上で復調のためには「どれだけ左バッターの懐にボールを投げられるかがポイント」として、現状では「ストライクゾーンが3分の2しか使えてない」とボール球が多くなっていることにより、打者にも見極められやすくなっているとした。
身体の使い方に関しては中西氏からも「猫背気味で腰が引けた状態で投げる。その分余計に抜けてしまう」という指摘も出た。
青柳も自身の「弱点」は自覚している。21日のウエスタン・オリックス戦で先発した右腕は左打者7人が並んだ打線に対し、内角への投球をテーマに122球の力投。7回6安打3失点と日々、模索しながら目指す形へ少しずつ近づいている。
いずれにせよ、今後し烈さを増すペナント争いの中で目指す「アレ」のために、2年連続最多勝右腕の力が必要なときは必ず来る。巻き返しに期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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