球界OBが着目する阪神優勝のキーマン 〝調子を取り戻してほしい〟「3人衆」とは
そして最後に気になる選手として名前を挙げたのは、西勇輝だった。6月は3戦全勝だったが、7月4日の広島戦(マツダ)ではプロ初となる初回5失点と崩れ、3回7安打6失点で降板、試合後二軍降格が決まった。
西勇に関して、高木氏は「あれだけコントロールいいピッチャーが打ち込まれている」ことを気がかりとして、「(球の)キレもなくしている、痛打されている」と加齢の影響を心配する場面も。
本来はコーナーを丁寧につく制球力で計算通りに打たせていくのがスタイルとあって、「調子を取り戻さないとね」とこちらも巻き返しを希望した。
前半戦の阪神投手陣では新戦力の村上頌樹、大竹耕太郎らの奮闘が光った。一方で従来の先発ローテーション組の青柳、西勇などはほころびも見えたとあって、意地を見せられるか。2位の広島とは1ゲーム差、後半戦は各チーム、激しい優勝争いが予想されるとあって、前半戦悔しい思いをした選手の奮起にも期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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